11月24日の中野サンプラザで始まった「コンサートツアー」は12月10日の島根県民会館まで全7ヶ所での公演でしたが、無事終了いたしました。

そこで、今回のコンサートツアーでの曲構成を中心に簡単に振り返ってみます。

 

【11月24日 中野サンプラザ】 

バンドメンバーは籠島さん、濱田さん、鈴木さん、山田さん、野中さんの「春夏秋冬」。新しい試みである歌声喫茶風の3曲を含め全17曲でした。第二部の「青春三部作」やアンコールでのナマ声による「井の頭線」が印象的でした。


【11月26日 秋田拠点センターアルヴェ】 

サポートはギターの野中さんで全14曲。ここではカバー曲の「神田川」と「兄弟船」が圧巻でした。また、アンコールではナマの「青春のたまり場」、そして「情島物語」という新たな発想によるエンディングでした。


【11月29日 仙台市民会館】 秋田と基本は同じですが、「神田川」に替えて「娘から愛をこめて」を歌いました。


【12月6日 いたみホール、12月7日 明石市立市民会館、12月9日 スターピアくだまつ】 

3公演は、バンドメンバーが、籠島さん、鈴木さん、野中さんは変わりませんが、バイオリンが依田さんへ、ベースがちゆきさんのサポートとしては初参加の朝永さんに変わりました。

曲の構成は同じで3公演とも全17曲、中野サンプラザの歌声喫茶風の要素とカバー曲2曲(「I Love You」と「雪国」)という構成を取り入れました。また、第二部のエンディングに向う「鮨屋で・・・」の前の朗読シーンも感動の舞台を見事に演出していました。


【12月10日 島根県民会館】 
アコースティックコンサートで、サポートメンバーは籠島さん、依田さん、野中さんの3人。全15曲でしたが、なんと言ってもカバー曲が「I Love You」に加え「吾亦紅」だったことが特筆すべき選曲でしょう。

 

【全体を通して】
今回のコンサートツアー、オープニングに「夜桜蝶々」を持ってきて、第二部の冒頭は関西以降はすべて「青春の忘れもの」、そしてアンコールではナマ歌の「井の頭線」か「青春のたまり場」、最後を「情島物語」で締めくくるという構成でした。

 
今年発売されたアルバムにより、コンサート構成の幅も広がりました。

「青春三部作」や「井の頭線」と「井の頭公園」のセット、「聖橋で」と「お茶の水暮色」のセットなどは代表的な組み合わせです。


「あさみのうたⅥ」からは「夜桜蝶々」(7公演ともオープニング)、「ジーザス小父さん」(7公演)、「お茶の水暮色」(6公演)、「年の瀬あさがお荘」(3公演)の4曲がピックアップされましたが、くしくもこの4曲はカラオケ(DAM)で11月、12月に配信が始まりましたので、一層なじみある楽曲になっていくことでしょう。